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日章陸運ブログ

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燃料電池大型トラックが走る時代がそろそろ?

2023-11-15


こんにちは

燃料電池大型トラックが実用化という記事を見つけたのでシャアしていきたいと思います!
水素燃料から生み出した電気で走るため二酸化炭素(CO2)を排出せず、環境に優しいことが特徴です。


これらは国内商用車全体のCO2排出量の約7割を占める*1大型トラック領域におけるCO2排出削減を目指したものです。
すでに某大手会社では実証走行されているみたいです。
大型トラックには積載量に加え、長距離走行、短時間での燃料供給などが求められています。
このトラックは、大容量の水素タンクを搭載でき、航続可能距離は約600キロメートルとしています。

ちなみに充電時間は20から30分でできるので悪くないですね!


なぜ電気自動車ではなく燃料電池大型トラックなのか?

カーボンニュートラルの観点でいうと、再生可能エネルギーで生まれた電気をそのまま使うのが一番理に適っているのですが、電気はエネルギー密度が低く、「ためる」のが得意じゃないみたいです。
商用車でも、そこまで距離を走らないならEVが向いています。しかし、積載量が多く長距離を走る大型トラックになると、EVでは大量のバッテリーが必要になってしまうため、水素が向いているようです!


運送業界で環境問題に目を向けるだけでも全然違うと思います。
2020年度の日本全体のCO2排出量10億4,400万トンのうち、運輸部門が排出しているのは1億8,500万トンで、全体の約17.7%を占めています。
さらに、運輸部門におけるCO2排出量の内訳をみると、87.6%が自動車全体の排出で、そのうちの48.4%が自家用乗用車を中心とする旅客自動車、39.2%が商用車を含む貨物自動車からの排出になっています。

日本の水素消費量は、30年時点で米欧中の8分の1以下となる見通しです。トヨタをはじめ日本企業は水素の技術開発してきましたが、なかなか実用できていないのが現実みたいです。

今後燃料電池大型トラックが活躍する時代が来そうですね






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